墓石業界は、生前に墓を建てることを「寿陵(じゅりょう)」と呼び、「縁起がいい」とアピールしている。

古来、中国では生前にお墓を建てると、長寿を授かるとされてきた。秦の始皇帝など歴代の皇帝はこぞって生前に墓を建てているほか、日本でも聖徳太子などが生前に墓を建てたとの記録がある。

 また、仏教的にも生前に自分の冥福を祈るのは功徳とされていることも根拠の一つになっている。

 ただ、生前に墓を建てることに対しては、一部には「縁起が悪い」との迷信もある。インターネットの質問箱には、「縁起が悪いのか? 早死にするって本当?」といった質問もみられている。

 基本的には根拠のない迷信で、「縁起がいい、悪い」はそれぞれの受け止め方次第ともいえる。ただ、大手石材店では「生前に購入する人が増えている実情をみると、特に迷信を気にしている人はいないのでは」と分析している。

また、相続税の節税対策になるとのこと。。。

 最近、注目されているのは相続税の節税対策としての生前の建墓だ。

 墓を建てるには永代使用料や墓石の購入、工事費などで数百万円の費用がかかる。墓地・墓石は相続税の非課税財産となっているおり、生前に墓を建てておけば、その分、課税対象となる資産を減らすことができ、節税効果が期待できる。

 生前に墓を建てずにその分を現金で保有していれば、当然、課税される。その上で、墓を建てるとなれば二重の負担をするハメになりかねない。特に、来年1月には相続税の基礎控除額が大幅に引き下げられる。

 これまで「相続税とは無縁」と思っていた資産規模の人でも、相続税を支払う対象になる可能性は高く、生前墓を検討する動きが強まる可能性はありそうだ。

お墓ハンドブック―90分でわかる!


・引用は、こちら ~

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